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2019/04/11 取材レポート

キャリカレアンバサダー 佐藤翔太さん


4歳の男の子を育てながら「チャイルドコーチングアドバイザー」「メンタルヘルス・マネジメント」を学んだキャリカレアンバサダー佐藤 翔太さん。受講前の悩みや、知識の活かし方について、お話をうかがいました!


Q.現在のご職業を教えてください。

兼業主夫をしています。

家事や育児を生活の中心にしていて、子どもが保育園に通っている間に、障害のある子どもたち専門の学童で非常勤スタッフとして働いています。具体的には特別支援学校に子どもたちをお迎えに行き、教室内で学習のお手伝いをはじめ、挨拶や服の畳方など生活に必要なスキルと、ハサミの使い方など作業学習を教えています。子育てをしながら仕事をしているので、日々の生活はドタバタしていますが、子どもが大好きなので毎日が楽しいです。

Q.受講の理由を教えてください。

家事が特別得意だったわけではないのですが、妻が働き始めて忙しくなり、急に主夫になりました。

それまではやりがいを持って仕事に取り組んでおり、ステップアップもして、「この場所でずっと頑張っていくんだ!」と考えていたので、主夫になるという選択をするまでに半年以上は悩みました。でも、最後はやっぱり子どもの方が大事だなあと感じたので、「自分が変わるしかない!」と腹を決めて子どもの安全のために主夫になり、子どものことを学ぼうと決めました。

そんな中で、自分の子どもが3歳になった頃から、爪を噛んだり、物を隠したり、と困った行動が目立つようになりました。気になって調べてみると、解決のために子どもの心のケアが大事だという事が分かったので、「チャイルドコーチングアドバイザー」に興味を持ちました。

また、仕事でストレスを抱えた子どもに出会うことが多く、中でも不登校やいじめを受けている子どもと接する機会があるので、より多くの子どもたちの心のケアをすることができればいいなと思い、「メンタルヘルス・マネジメント」の受講を決意しました。

いずれも、キャリカレでの講座受講に加えて、子育てセミナーや障がい児支援セミナーなど、地域のホールで開催される講習会にも参加して、学びを深めています。

Q.受講前の悩みを聞かせてください。

父親としてどうあるべきか、というのが難しかったですね。

兄弟が多いので、これまでも幼い子どもたちの面倒を見ることは多かったですし、子どもは大好きです。今でも保育園に自分の子どもを迎えに行くと、他の園児たちから大人気でみんな集まってきてくれるんですよ!みんなとってもかわいいです!

でも多くの家庭では、子どもと二人で過ごす時間が長いのは母親で、うちではその逆です。奥さんは仕事の関係で毎日帰宅が遅く、子どもを見る時間は多くないので、代わりに主夫として、自分は子どもとどう接していけば良いのか悩んでいました。

Q.日々の学習の様子を教えてください。

子どもを保育園に送った後の午前中の時間と、夜子どもを寝かしつけた後に学習しています。特に夜はできるだけ毎日学びの時間を確保するようにしています。子どもの食事や身の回りの世話をしていて時間のない時は、歯磨きをしながらテキストを見ることもありますよ!

Q.教材の印象を聞かせてください。

テキストはイラストがたくさんあって、読みやすく、とても使いやすかったです。

内容も難しすぎず、わかりやすく解説されていて、良かったです。

また、無料で質問できるサービスもついているので、もしわからない点が出てきても安心だなと思います。

Q.学んだ知識の生かし方を教えてください!

学んだことは日々の子育ての中で生かしています!子どもの意見を聞く・承認するというスキルを使って、子どもとの接し方に余裕が生まれました。以前は「あれしなさい」「これしなさい」と指示することが多かったのですが、今は「一緒にしてみない?」「どっちをしてみようか?」と子どもの意見を聞いています。例えば、夕食のメニューについて「どっちがいいかな?」と聞くだけでも、子どもの反応は変わりますよ。選択肢をあげて、どうするかは子どもに決めてもらうようにすると、いつも以上にたくさん食べて、おかわりまでしてくれるようになりました! おかげで最近は、妻の分の食事が足りなくなることもあります。(笑)

また、子どもと接する仕事は、保育士や教員の同僚が多いため、これまで劣等感を持っていましたが、今では知識が身についたので自分に自信が持てるようになりました。資格を取って本当に良かったです。

Q.資格取得後の変化教えてください!

地域のファミリーサポートの協力会員になりました。

これは親に急な用事や仕事が入った時に、近くの家庭で子どもを短時間預かるサービスで、全国で実施されています。以前は自分も働いていたので、このサービスを利用しており、子ども預ける側だったのですが、困った人たちの役に立ちたいなと思い、今度は協力会員として子どもを預かるようになりました。そこで知り会った子どもたちと別の日に公園で出会い、子ども同士の交友関係も広がりました。

Q.新たに「一流の子育て実践講座」を受講したのはなぜですか?

自分のなりたい姿に向けて、学ぼうと思いました。子育てにおいて良い父親になりたいので、今以上にもっと子育てを学びたいなあと思っています。実は妻が保育士なので、負けたくないといいますか、少しライバル心もあります。(笑)

Q.これからの夢や目標を教えてください!

今は自分の子どものために学んでいますが、子どもの無邪気に笑っているところが好きなので、将来的にはもっと多くの子どもたちの成長をサポートしたいなと思っています。そのために保育士資格の取得を目標に頑張っています!


兼業主夫として、子育て、仕事をしながらも夢に向かって学び続ける佐藤さんは、人生の中で今が一番楽しいそうですよ!

毎日が素敵に、充実するように、皆さんも何か学習を始めてみてはいかがでしょうか♪

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