インフォメーション

NEWS & EVENT & REPORT

2019/05/09 取材レポート

キャリカレアンバサダー 藤田久美さん


スタジオでベビーマッサージや新生児のおくるみ教室を開催し、最近は歯固めのワークショップなども企画されている藤田久美さん。キャリカレで幼児食インストラクター食育アドバイザーを学び、活動の幅がさらに広がったようです。受講前の悩みや資格取得後の変化についてお話を伺いました。


Q.何がきっかけで食に興味を持たれたのですか?

大学進学で一人暮らしを始めたことをきっかけに、自分で料理を作るようになり、また留学先での経験から外国の食文化にも興味を持つようになりました。外国語を使う仕事がしたくて、卒業後は海外の方々と接する機会の多い仕事に就きました。取引先との接待や食事会場の用意をすることもあり、宗教と食べ物の関係や、人々の食の好みについて勉強することも増えたのですが、学べば学ぶほど奥が深く、とても楽しかったです!

その後は、結婚して、海外赴任となった夫と共にしばらく海外に住んでいました。食べ物や水の環境があまり良くない地域だったこともあり、日々の食事作りには本当に苦労しましたよ。その頃から食事を作ることの大切さに気付かされ、少しずつ食事に対する意識が変わっていきました。そんな矢先に子どもが生まれ、余計に「食事に気をつけたいな」と強く感じるようになりました。また、海外で生活していたので、1年を通して日本の四季や旬の食べ物についても関心がありました。

「5月の節句といえば、柏餅と何だっけ?」と意外と知らないこともありますし、せっかく日本に生まれたんだから、この子には行事食も作ってあげたいと思ったんです。だから、子どもの幼児食と食育について本格的に学ぼうと決めました。

 

Q.受講前に悩んでいたことはありますか?

子どもの離乳食が始まる頃から、地域の講習や支援センターで育児について話を聞きに行ったのですが、「この時期の子どもにはこうしましょう。」「こういう時にはこうすると良くなります。」という説明にひっかかりを感じました。皆が模範解答の通りに育つわけではないので、その枠から子どもが外れた時、一体どうしたらいいのかと不安が残りました。育児本を読んでも同じでした。どの本も、同じような内容が書かれていましたが、実際の育児の中ではその通りにはうまくいかないこともあり、つまずいた時にどうしたらよいのかがわかりませんでした。

 

Q. 受講前の印象はどうでしたか。

通信講座は、セミナーのように対面で行われる講座ではないので、本当に身につくのだろうかという漠然とした不安がありました。「教材を買ったら、その後は自力で学習を進めない限り終わってしまうんじゃないか。」「ちゃんと学習をフォローしてくれるのかな。」と受講前は疑問に思う部分も正直ありましたよ。

 

Q.受講を決意した理由を教えて下さい。

他にも学習して資格を取得する方法はありますが、キャリカレさんには、しっかりとしたバックアップ体制がある、という話を耳にして、そこを信じました。

実際に、受講中だけでなく受講が終わった後もしっかりフォローしていただきました。教室づくりについてちょうど悩んでいたころに、キャリカレさんからメールが届いたこともあり、軽い気持ちで質問したことがあったのですが、とても丁寧に具体的な回答をいただいて驚いたのを覚えています。資格取得者はどのように活動していけば良いのか、教室作りの進め方はどうしたらよいかなど相談に乗っていただき、「ここまでしてくれるんだ」と思いました!想像以上に充実していて助かっています。

Q.学習中の周りの反応はいかがでしたか?

子どもがまだ0歳児だったので、家族からは「無理しなくてもいいんじゃない?」「そんなに頑張らなくてももいいんじゃない?」と言われました。私は育児に少しゆとりが出来た頃に学習していたのですが、周りは心配しますよね。一方、同じ月齢の子どもを持つお母さんたちからは「私もすごく興味ある!」「頑張ってるね!」「私も内容知りたい!」という反応が多かったです。初めて育児を経験する方ばかりなので、悩みも似ていて、学んだ知識を情報交換することもありました。

Q.日々の学習の様子を教えてください。

子どもが寝てから毎晩少しずつテキストを進めました。私は1日止めてしまうと、その後が続かなくなるタイプなので、毎日欠かさず30分くらい学習するようにしています。テキストは文章が読みやすく、図解もあってわかりやすいので、夜少し眠たく感じてしまう日も、スラスラ頭に入ってきました!内容がよくまとまっているので、テキストを読むだけでも充分勉強になります。

Q.資格取得後の変化はありましたか?

学んだことによって自分に自信がついたので、子どもの食事に対する不安が少し解消されました。例えば、食事を出しても食べないことがあっても、これまでのように「なぜ食べないんだろう?」と深く悩まなくなり、心に余裕を持てるようになりました。今では、「そういうときもあるよね、明日は工夫してみよう!こうしたら食べてくれるかな?」と考え、おにぎりなら形やサイズを変えてみたり、海苔を巻いてみたりするなどあれこれ工夫をしています。食事の時間はできるだけ怒らず、楽しく過ごせればいいなと思います!

Q.資格を生かして新しく始めたことを教えてください。

ベビーマッサージ教室にいらしたお母さんたちとランチをする間に、子どもの食に関する質問や相談を受けるようになりました。皆さん子育てに何かしら不安を抱えているので、必然的に悩み相談が多くなります。私も、夫の転勤の都合で慣れない土地で、子どもを産み、煮詰まってしまったこともあったのですが、同じように開催されている教室に参加したことが外に出るきっかけとなり、お母さん同士の友達もできました。だから私の開く教室も、月齢特有の悩みや離乳食・幼児食の悩みなどを共有して、お母さんたちのリフレッシュの場になっていけばいいなと思います。幼児食に関して相談された時には曖昧ではなく、自信を持って話すようにしています!

Q.アンバサダーに申し込んだ理由を教えてください!

教室に来てくれるお母さんからも、SNSでしか面識のないお母さんからも、月齢の同じお母さんからも、離乳食、幼児食の悩みがつきることはありません。でも私が、何もかも全て伝えられるわけではないので、「キャリカレさんでこんな風に勉強したよ!役立ったよ!」という情報をInstagramで発信し、多くの方々に知っていただければいいなと思いました。この活動を通じて、「講座を受講して、学んでみると悩みも解消されるよ!」ということが伝わると嬉しいです。

Q.これからの目標を教えてください。

食育についてもっと深く学び、子どものために生かしたいのはもちろんですが、自分の教室の中でお母さんたちに対して今まで以上に幅広く正しい知識を伝えていけるようになれたらと思います。いずれは幼児食について、お母さんたちに教えることができるような教室づくりもできるといいなと思います。



ご自分の生活拠点が変わっても、お母さんと子供のため、育児の気分転換やお子さまとの触れ合いの場となるような様々な教室づくりを続けていきたいという藤田さんでした♪

皆さんも夢に向かって今こそアクセル踏んでみませんか?

 

この記事をシェアする