◆認知行動を学んだけれど…

• 「まだしっくりきていない」
• 「実はよくわかってない」
• 「クライエントへどうすればいいのか分からない」
• 「もっと確かなものにしたい」

本講座では、そんな方を対象に、基本的な理論から行動変容までの全体的なプロセスを学び、理解が曖昧だった認知行動療法の不安や疑問をスッキリ解消し『わかった』に変えることができます。

スクーリング概要

認知行動療法とは・・・

クライエントの「認知」と「行動」に働きかけて問題を解決するカウンセリングの方法です。認知行動療法は治療効果が高く、イギリスやアメリカではうつ病や不安障害の治療に広く使われており、多くのカウンセラーが実践しています。

この療法では、クライエントの思考を整理し、偏った認知を正すことで、感情やストレスを減らす効果があります。
また、カウンセリングの場だけではなく、日常生活で小さなことにあまり影響されなくなるという良い効果もあります。

基礎・応用コースを同時に学習することで、どのような心理療法なのか、カウンセラーがどのように探り、どのように気づきを与えていくか一連の流れが分かるようになります！

認知行動療法の学びを同時受講でグッと高めよう！

基礎コース：7/13(土)：10:00～

例えば、次のような場面を考えてみましょう。
『友人とカフェでお茶をする約束をしていたが、友人が15分遅れて到着しました。』
この出来事に対して…

Aさん
「約束に遅れるなんて、きっと私のことをどうでもいいと思っているんだ。」と考え、友人に対して冷たく接し、その後も機嫌が悪いまま。
Bさん
「遅れたのは仕方ないことだし、まだ一緒に楽しい時間を過ごせる。遅れた理由を聞いてみよう。」と考え、友人に遅れた理由を聞き、その後は楽しい時間を過ごす。
このように、同じ出来事に対しても、人によって考え方やその後の行動は異なります。

この基礎コースでは、このような出来事に対する「思考」や「行動」の仕組みを学びます。

出来事に対してどのように「認知」しているのか、どうして問題や悩みが生まれるのかが分かるようになります。
これにより、認知行動療法がクライエントのどこに注目してアプローチする療法なのか具体的に理解することができます。

理論の解説だけでなく、ワークを通した体験学習もあるので、実際に体験しながら分かりやすく学ぶことができます。

応用コース：7/13(土)：14:00～

基礎コースで、「認知レベル」や「認知の歪み」について理解し、人間の「思考」を深く掘り下げていくと、思い込みや信念である「スキーマ」が見つかります。

このスキーマとは、問題の原因となっている心の奥底にあるルールや価値観のことです。人はこれらを今までの経験や周りの人との関わりの中で形成しますが、自分自身でその存在に気づいていないことが多いです。

応用コースでは、この「スキーマ」の見つけ方や、見つけた後のアプローチ方法について学びます。講座終了後には、クライエントの行動パターンが変わるまでのプロセスを理解できるようになります。

クライエント自身が気づくことのできない価値観を、カウンセラーがどのように探り、どのように気づきを与えていくかを、講義とワークを通じて学習します。

ここまで学ぶことで、認知と行動のパターンに対するアプローチとして、認知行動療法の一連の流れを掴めるようになります。うつ病や不安障害など、様々な場面に対して効果的な心理療法の真髄を学んでみませんか？

テキストでは細かく解説できなかった内容が、プロのカウンセラーから直接学べるスクーリングとなっております。この機会に是非、ご参加くださいませ。

※講義中、グループワークを予定しております。ワーク時はビデオ・マイクONへご協力ください。

プログラム内容

▼基礎コース

１．認知行動療法とは（概要）
２．認知のレベル
３．認知の歪み
４．思考記録表の作成

▼応用コース
１．絶対的信念を探る方法
２．抵抗に気づく
３．スキーマを探るワーク
４．スキーマに反証を入れる

本スクーリングはキャリカレ心理系講座の受講生様のみご参加いただけます。

※「受付メール」はキャリカレアンバサダー <info@ccj-ambassador.com>より自動配信されますので、お申込前にドメイン指定解除等の設定をお願いします。
※ 定員になり次第、受付を終了させて頂きますのであらかじめご了承ください。

※講義中、グループワークを予定しております。ワーク時はビデオ・マイクONへのご協力をお願いします。